猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

食事

足の裏から頭の上まで

ただ注意深く

何も残さず

我らは星を「いただく」

その一部になる日まで

 

尻尾を持つもの持たぬもの

明日を知るもの知らぬもの

変化を呼ぶもの呼ばぬもの

 

生物も静物も

ただ注意深く

何も残さず

 

我らは星を「いただく」ものたちである

その一部になる日まで

 

f:id:Sala-Y:20210718122132j:plain

RF素材